<受講前>
ブレイクの前には目立たず地味な積み重ねの日々がある
大久保 美帆(おおくぼ みほ)さん
千葉県在住
2009-10年 メイクセラピスト養成講座東京コース卒業
2010年 インストラクター養成講座東京コース卒業
看護師
Make Me Happy 主宰
ヴィクトリーナ姫路ブランディングトレーナー、司会、講師
千葉県在住
2009-10年 メイクセラピスト養成講座東京コース卒業
2010年 インストラクター養成講座東京コース卒業
看護師
Make Me Happy 主宰
ヴィクトリーナ姫路ブランディングトレーナー、司会、講師
【受講前までの自分】
前職は陸上自衛隊看護官で、結婚を機に退官後、出産してまだ子どもが2歳になる前にメイクセラピスト養成講座の門を叩きました。
もともと女性のがん患者への「化粧療法」に関心があり、働いていない期間に学んでみたいと思ったのがきっかけです。
その頃の私は、看護師でありながら自分の育児に自信が持てず、常に「これができなかった」というマイナス思考でいました。
今にして思えば、家庭の中以外で自分が役に立てる場所や社会と繋がれる場所を求めていたのかもしれません。
それでも、学んでいる間に子どもをどうするかなどの課題はたくさんありましたが、「学ぶためにこんなところも活用してみよう!」という思考で準備していましたので、できるためには何をするかという前向きな行動力はあったのだなと当時を振り返ります。
【受講後の自分 現在の活動状況】
受講後の私は、とにかく未就学児の子どもを一時預かりに預けてでも、まずは地域で小さくても講師として活動しようと決め、養成講座の仲間に協力してもらいながら子育て期の母親向けの講座を自主開催していました。
活動を続けていくなかで、行政ともつながりができて講座の依頼を受ける機会が増え、その実績を評価してくださった企業からも依頼をいただくようになりました。全てが順風満帆だったわけではなく、子どもが幼稚園に入るタイミング、小学校に入るタイミングと活動時間や場所を限定したことで一時的に仕事を縮小することもありました。
ただ、その選択に後悔はなく、私自身が大切にしたいものは譲れないと思って日々を過ごしていましたので、周りの活躍を見ても必要以上に焦る気持ちはありませんでした。
それはやはり、講座において「ありのままの、今の自分でOK」という思考が少しずつ自分の中で自然に受け入れられたからだと思います。
現在は主に、日本初のプロ女子バレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」でブランディングトレーナーとして活動しています。日本を代表するプロアスリートとして、世界中から注目を集めるにふさわしい印象管理が自分自身でできるよう、選手のトレーニングの合間に研修で指導しています。
アスリートの印象管理をするトレーナーという役割をチームに在籍させることは、今までになかった取り組みです。日本だけでなく世界中のファンに日本の女子バレーボールをアピールしていくため、チームとともに研鑽を続けています。
【今後の夢や目標、想いなど】
今では印象管理という概念がビジネスの世界で当たり前に聞かれるようになりました。
しかし状況によって外見を整えることは、ビジネスの世界だけで必要なことではありません。
毎日生活していく中で人間関係をスムーズにするためにも必要ですし、どんな場面でも役立つ技術です。
今後の活動では、これから大人になる子どもたちに向けてもアプローチしていきたいと考えています。
自分は自分のままでいい、相手を相手のまま受け止めることが当たり前なのがスタンダードな世界になるように。
その上で、自分のことを誤解なく相手に伝えるための印象管理、人と関わることがストレスなく積極的にできる、そんな技術をを伝えていきたいと考えています。